先日、あちこちを徒歩で行く旅のような事をしました。
旅のようなっていうのは、長時間で足の向くまま気の向くまま歩いては何かをみつけて帰るからです。
散歩の延長のようなものでした。
近所でお花の写真でも撮れたらと思っているうちに、かなり遠いけど前から歩いて行きたかった場所へ行こうと決めました。
普段は車で出かけたり、通る場所。
歩いているといろんな発見がありました。
車に乗って外を見ている時はわからなかったけど、ここって実際はこんな景色の場所だったのか。
この橋って意識していなかったけど、ここにあったんだ。
そんな事に気がつきました。
見かた、見え方って立ち位置。
自分の足で歩く事によってその事が改めてわかった一日でした。
地球上にはいろんなものが存在してます。
どんなに生きても、知らない事、わからない事がいっぱいです。
今日のこの景色は見ている私じゃなかったら、他の人が見たら違って見える。
一人の人間の見かたによって変わって見える景色は、当たり前だけどその人以外だとまた違って見えます。
見ている景色は同じなのに。
一つの事で幾通りもの理解、解釈が存在。
その全てをきっと人は理解する事は出来ない。
一人の人間が見たまま理解する量には限りがあります。
そんな事を思うと私が見ている、見えている事は全てではないと思ったりします。
見えない範囲があるという事。
自分以外の他者、生き物、自然などの存在理由。
何か無限大のものを感じる時に宇宙を意識します。
この日は結局、17、8キロちかく歩いてました。
バスを利用しようかと思ってましたが、バスも通ってない道。
どれくらい歩けそうかはわかっているので、途中自販機で飲み物を買って水分補給をして無事帰りました。
目線が変わると世界が変わって見える経験。
何度も車で通った事のある場所が自分の足で歩いた時に、初めて来た場所に見えて進むごとに全く見た事のない景色が広がって見えたのが面白かったです。