宇宙を感じ風になる

               

偶然の重なりの中で

先月、市内の歴史的な建築物を見て回ってました。

同じ月に遠方から親戚が来ていて隣町にある観光地を案内したのですが、その後に市内にある石造やデザインが古く趣きのある建物に興味を持ったんです。

 

徒歩で行くので、一気には回れないだろうと二軒ぐらい建物を選んで出かけた日がありました。

それぞれの建物も離れた場所にあります。

 

一軒目の建物を回った後に二軒目に行こうとした時、出かける前に地図を見ていたのに少し道に迷ってました。

私はかなり方向音痴です。

こっちじゃないのかなー?と思いつつ、ある交差点で左右を見ていて不意に後ろを振り返ると二軒目に行こうとしていた建物以外で行きたかった建物がありました。

この建物、ここにあったんだ、来たかった場所だ!と思ってすぐに建物の方向へ歩き出しました。

そこに寄り、見て回ってからスマホで最初の二軒目で行きたかった場所の地図を確認して向かいました。

その日、三軒回るのは時間的にきついかな?と思ったんですね。

偶然見つけた場所は予定にありませんでした。

その建物がこじんまりとしていたので滞在にも時間がかからずに、本来の目的の建物へも余裕を持って行く事が出来ました。

一日で行きたかった場所を三軒回れたのは嬉しかったです。

 

普通、道に迷ったらロスって生まれると思うんです。

余計ぐるぐる歩いてたとか時間的なものとか。

でもそれが全くなかったんですよね。

迷ってたと言っても、行ったり来たりでもなくてこっちのはずと歩いてて途中でなんか違うかな?と思って振り返ったら、予定外の建物がそこにあったというかんじです。

 

二つ前のブログ記事に撮りたかった雨上がりお花の写真の事を書きましたが、それも偶然にそこに辿りついてます。

進んでいきなり目の前に現れるかんじです。

 

予想もひらめきもない偶然です。

 

書いた事はほんのわずかで、こういう小さい偶然が日常でしょっちゅう起きます。

去年からあったんですが、今年はそれが多いです。

他にも接する人や出会う人が親切でかんじのいい人ばかりと思う事も多いし、変わった生き物を偶然見かけるも増えました。

 

こういうのって好調な状態だと思うんですよね、一般的に。

けど、好調かどうかは実感してないんです。

全く直感も働いてなくいい運びになるので嬉しさの反面、前もってわからない自分を知るんですよね。

 

いい事起きてるんならそれでいいじゃんって、確かにそうです。

 

知りたいんですよね、この偶然はなぜだろうって。

仕組みというかメカニズムを。

何か起きるとそっちを考えてるのが好きです。

 

人にはいい時と悪い時があって運気とも言います。

その「時」や成り立ちを知りたかったりします。