先週、住んでいるところでかなりの雪が降って除雪に追われてました。
近くに住む主人の父親が風邪をひいてしまい、我が家と二軒分の雪かきでした。
たくさんの雪が降り積もると雪かきも半日からほぼ一日作業の重労働。
それでも体が動くのに凄く感謝で、きついながらもいろんな事に気づかされます。
私の住まいのご近所の方は年代もバラバラで同世代からお若い家族、年配の方と暮らしています。
ここに越して来て、とても良かったと思うのはご近所の方から様々な事を教われる事。
わりと古風なところで暮らしているので、話からなんとなく窮屈に感じる人もいるかもしれませんが実際はそうでもないです。
なんて言うかどこかで、人が忘れていきそうな古き良きものが残っています。
それは人を思いやる気遣いなどの優しさです。
お義父さんが風邪をひいて寝込んでいる事は特に近いご近所さんは皆んな知ってました。
普段行ってる朝のラジオ体操に来ない、除雪にも出てこないとなると何かあったとわかります。
私が雪かきをしていると「お義父さん、大丈夫?」「どんな調子?」と声をかけられました。
お義父さんに差し入れをくださったり、一人で雪かきが大変だからと少し手伝ってくれたりも。
三日間くらい天候が悪くて、どこの家も玄関口や軒下などの雪をよけるだけでも大変な作業なのに関わらず。
そういう事がここに住んでいる人たちの中では当たり前で、早く自分のところの雪かきが終わると誰かのうちを手伝いあったりしてます。
大雪の間に養生してくれたおかげで、お義父さんは風邪は良くなり回復していきました。
一時は熱が上がって下がらずタクシーに乗って病院へと考えてたのが、事なきを得てほっとしてます。
雪かきもひと段落した週末に、家の畑でとれた大和芋を使ったお好み焼きをつくりました。
たくさん焼いてご近所さんに持って行くと、まだ除雪作業で忙しくされてたおうちもあり、さっと食べられるものは喜ばれました。
大変な事があっても、人の行き来があって優しさに触れる毎日です。