前回記事「雪の白蛇と幸運」の続きです。
雪の白蛇さんが出てすぐに撮りたかったエゾシカの写真を撮り、もっといろんな動物に会えたらと思うようになりました。
今月ならそれが可能じゃないかなって。
エゾシカに会った次の日、雪深い近所の散策路へ出かける事にしました。
防寒対策をして雪をかき分け歩いていると小川に鴨を見つけました。
鴨も来てるんだと思い進むと何か白い大きな鳥が飛ぶのが見えました。
「白サギ?こんな雪に覆われた小さい川に来るの?」とびっくり。
ゆっくり静かに近づき雪に隠れながら見ると、そこに大サギがいました。
しかも二羽でつがいのようです。
「やった!大サギだ。家の近くで大きな白い鳥が目の前を飛んでいくのを見かけると思ってたら、この鳥だったのか!」と疑問が解消されました。
雪に隠れながらスマホで写真を撮りました。
写真のとおり本当に細い小川で雪がどっさりでまさかここに。
この小川の写真にも大サギが写っていて、ブログを書く為に写真を見返し気づきました。
この日はこれだけにとどまらず遊歩道の先へ行ってみると、とうとう野鳥のアイドルに会えました。
そう、シマエナガです。
シマエナガは動きが速くて撮るのが大変でした。
スマホで撮れたのは長年カメラが趣味で地元の写真クラブに所属している、父のアドバイスのおかげでした。
(娘は近くでみていてお金がかかる趣味という意識が強く、スマホ一辺倒です)
動きの速さに目が追いつかないくらいで、撮れた写真で可愛らしさを再確認。
会えたのはもちろん、画像は荒いけどスマホでも何とか撮れたのが嬉しかったです。
シマエナガに会えて勢いがつきます。
今度はエゾフクロウに会いたいと。
でも、どうやって?
さすがに運だけに任せにせず、どんなところにいるのかや行動パターンを調べました。
エゾフクロウならある程度太い幹の高さのある針葉樹で静かな場所というように。
そこに樹洞がある木。
そうやって探してくうちにとうとう。
エゾフクロウにも。
眠たいのかじっとしてたまに目を開ける程度。
でも可愛いくて、そしてとても感動でした。
調べていくうちに、どの動物も春前後に恋の季節を迎えて行動が活発になるとわかります。
「きっと、今が旬!タイミングなんだ」
この月、まだまだ珍しい動物達との出会いが待ってました!