宇宙を感じ風になる

               

生き物と不思議な思い出

暖かくなるといろんな生き物が活発になりますね。

去年に出会った様々な生き物を思い出とともに。

去年、野鳥以外で一番最初に出会ったのはカゲロウの亜種でした。

日付を見ると4月11日で、庭に自生しているギョウジャニンニク(山菜)を採りに出た時にいつの間にか腕に乗っていてどこから現れたのかびっくり!

北国の4月にカゲロウなんてと驚きましたが、大きな目が可愛いかげろうとの儚い命の出会いでした。

お次はヤマメとドジョウ。

ヤマメは小さいので稚魚です。

水の中の生き物は見つけてもスマホで写真を撮るのが大変でした。

珍しいトンボにも出会いました。

トンボの王様オニヤンマと、羽がオレンジ色で体が水色のとても優美な姿のカワトンボです。

ニホンカワトンボの美しさは別格で息を呑むほどです。

トンボを見つける時っていつも不意で、この二羽も「珍しいトンボ?!」と思って急ぎ足で進むと目の前にいるようなかんじです。

オニヤンマは気づかないうちに近くにいて思わず踏みそうになり本当に驚きました。

かなり体が大きくて、とまるところにも一苦労の様子。

ところで、とんぼって何かしゃべるみたいなしぐさをするって知ってました?

トンボを見ていたらずっとカチカチカチって音を鳴らしていて口を動かしてました。

飛ぶ時に音を鳴らすそうですがとまってるトンボです。

観察していて面白かったです。

あと不思議な体験で、ある日バスに乗り最後部に座ったらトンボが羽音をたてて車内の私の後ろをしきりに飛んでるのに気づきました。

「大変、どっからか入ってきて外へ出たいんだ」と思い自分が降りる終点に着いたら逃してあげようと。

車内は満員で私以外にトンボに気づいていいはずなんですが、誰もそのトンボを気にする様子がなく全く後ろを振り返らない。

トンボはバタバタと私の座る後部座席後ろの窓付近を、音をたてながらずっと飛んでるのに誰も気にしない様子。

変だな?と思いながらも、終点に着いたので捕まえて逃がさなきゃと思って振り返り探してもトンボがそこにはいなかったという事がありました。

トンボが途中で外へ出られないかと、ずっと気にして降り口方面を見てましたが外へ出たのもなかったです。

バスの降車後に外から確認したくて慌てて後ろに回ろうとしたら、ちょうど近くの信号が変わってバスが目の前で停車。

ロータリー内で止まったバスを横断歩道を渡るふりをして、後部座席ぐるっと見ながらトンボを探しましたが、やっぱりいなかったです。

車内ではスマホ写真が撮れなかったので、横断歩道から降りた時のバスの窓を撮りました。

バスの車内で消えたトンボは去年の凄く不思議な出来事の一つでした。

他にもトンボに関する不思議な事はあるのですが、機会があればいつか。

 

写真の生き物以外、いろいろ出会ってますが長くなりそうなのでこの辺で。

今年も既にいろんな生き物と出会ってるので、また書けたらと思ってます。