宇宙を感じ風になる

               

エゾモモンガとタンチョウ鶴

前回記事「雪の白蛇と重なる幸運」の続きです。

「なんだか今月は出会いたいものにどんどん出会えるかも」

エゾフクロウで弾みがついてそんな気持ちになりました。

次に会いたいなと思ってたいのがエゾモモンガです。

今まで会えた動物達も野生だけあって運次第。

会いたいと思っても会えるものじゃないものわかってましたが、この三月は会えるんじゃないかな〜という期待が。

エゾモモンガの特性などを考えながら野鳥も視野に散策してると、少し珍しい野鳥を見かけた後に見失いました。

どこだろうと歩いていると、びっくりエゾモモンガをみつけました!

木々を見上げ見失った野鳥を探していると、木の上で下を見ている小さな生き物。

嬉しいやら可愛いやらありがたいやらで驚きと感動でした。

飛ぶ姿も見たんですが、体を広げて木から木へ動きが早かったです。

目が大きくて目の周りのふちどりのせいか目がハート型に見えます。

愛くるしくて本当にかわいいです。

やはり時期が良かったようで、エゾモモンガも恋の季節

夜行性ですが日中に偶然に会えました。

それにしても凄い幸運。

ここまでいろんな野生動物に一ヶ月で会えると、もう出会えないかな〜思っていた月末の最後の日。

この日は天気のいい日曜日。

今まで出会っていても遠すぎてスマホ写真に写せなかったタンチョウ鶴の事を思い出しました。

今日、出かけたらタンチョウ鶴に出会えるかもと野鳥が多く飛来するお目当ての場所へ。

すると本当に遠くにタンチョウ鶴の姿が。

今度は去年に見た時よりやや近い距離でした。

でもスマホで撮るには遠い距離で「近くに来ないかなぁ」と思っていると、こちらに来るかんじで近い距離まで移動してきました。

驚かせないようにあまり動かず、時々木陰に隠れながら写真を撮る事に。

二月に映画館に三度足を運んで見た映画のタンチョウ鶴を観察できるのは、とても感慨深いものがありました。

美しく優雅でいくら見ても飽きない姿。

自然のありがたさを感じ、やはり長沼町で活動されてる人たちの事も思いました。

雪の白蛇さんの月、珍しい野生動物との出会いは鶴で締めくくられました。

もうすぐ五月、幸運はこの一ヶ月に限らずですが三月ほどたくさんの動物には出会ってません。

これからエゾヒグマの時期になり注意が必要に。

私も庭の畑の雑草とりなどの作業に追われる日々になり、木々なども生い茂るので動物探しは小休止です。


雪の白蛇さん、ありがとう。