前回記事の続きになります。
標高のある場所から徒歩で移動して観光地の周辺での出来事。
地図など持たずスマホ検索もせず景色を見ながら気のむくままに、何となくこっちと思う方向へ。
そうすると散策路を見つけました。
「あれ、この散策路ってこの辺の名所的なところ?」と思ったら目印になるものがあって、そうだとわかりました。
道の全くのはずれから入るようなかたちで「この入り方するの珍しいかも」と思ってました。
凄く来てみたかった場所で、意識せず自然に来れたのが面白かったです。
帰りにバスに乗ろうと歩いていると、前方に犬くらいの大きさの野生動物が歩く姿。
狭い道路をわたっていて、車に轢かれそうで危ないと思ってたら道の下へ消えたようで見えなくなりました。
早歩きでいなくなった場所へ行って下を見るとそこにいました。
動物はまるまるとした野生のたぬき。
たぬきはしきりに長い鼻を落ち葉の地面に掘るようにつけて進み、何か食べ物をさがしているみたいでした。
あらいぐまにも似てますが、たぬきはふくよかでしっぽに縞模様がなく先が黒くなってます。
そして、ちょっと鈍臭いです。
きつねはたまに見かけるのですが、たぬきはあまり見ないです。
こんな近くでたぬきを見たのは初めてで、しばらく観察しましたが毛がふさふさでぬいぐるみみたいで可愛かったです。
くまは困りますが、こういう出会いはとても楽しいです。
次の日ですが、紅葉が名残惜しく同じ地域に再度でかけました。
前日に屋外の水を出しっぱなしのお宅をみつけ、湧水が出るのかなと疑問もありました。
もしその事を聞けるチャンスがあればと思ってたら、住民の方が外にいて話す事ができました。
聞くと湧き水もあるけど汲み上げで屋外のは沢からの水だという事で、雪を溶かすのには便利だと言ってました。
会話は土地の昔話からくまや鹿の話、庭の話、おうちは自分で建てたんだよなんてお話しも。
テレビ番組の「ポツンと一軒家」のようなエピソード。
「日記に様に書いているブログがあるので水場を撮らせてください」とスマホで記念に一枚。
今年最後の紅葉散策の日でしたが、お話しを終えてすぐの場所で自宅近くへ直通のバスをちょうどみつけて帰ってきました。
嬉しく良い思い出。
おじさん、お話しどうもありがとうございました。