前回の記事で世の中がどうあっても安定感を持っていたいと書きましたが、それはどんな時も視野が狭くならないように。
でも日常で余裕がなく苦しいと自然と切迫感が増して視野が狭くなるのは仕方ない事。
ですが、そんな状態でも他国で戦争が起きたりすると人によっては全く他人事じゃなく感じたりもします。
それは生きる事に直結しているから。
人間はどこかで酷い目にあっている人がいる事が平気じゃない生き物で共感性を持っています。
心配になったり気の毒に思ったり、同じ事が自分に身に起きたらとも考えます。
生活の面でも円安や他国の戦争の影響から原油価格の上昇もあり、去年ぐらいから物価がどんどん上がり続ける状況。
立て続けの他国間の争いで更に原油高騰の不安が増します。
この先、いろいろどうなっていくのかなぁってぼんやり考えます。
こうやって実際に戦争が起きると遠い国の出来事じゃなくて、世界は繋がっているって現実に感じます。
何らかの影響があって、それは報道その他から人の痛みを感じる事もあれば、暮らしに直結する痛みがわかる事も。
無関係じゃないんですよね。
大きな視点に立つと他者の痛みは巡り巡って自己の痛みだなって思います。
人を傷つけるのは自分が傷つく事。
家族でも気を許してつい感情にまかせてきつい事を言ったりする時もあって、後で言いすぎたかなと凄く嫌な気持ちになったり。
そういう気持ちがあるのが人間で、つい言ってしまって後悔があるのも人間なんですよね。
互いに傷つくんだから激しくやり合わないのが賢明なんだけど。
感情があるけど、どんな時も冷静さが大事だなと戦争を身近に感じてからつくづく痛感します。
殺伐とした今に、暖かいものを探しに大きな公園に紅葉を見に行きました。
秋空の優しい日差しにあたってると、どんな人にもこの太陽はさすんだなぁって。
苦しい時、悲しい時、自分の状態に関係なく。
そりゃぁ曇ってかくれんぼしてる時もあるけど休みなく昇り続けて。
ただただ昇って照らし続けてるって思うと、自然や太陽の偉大さをしみじみ思いました。